七ふくたいむず2022 5月
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22.05.31
5月と6月はビタミン・ミネラルについて勉強していきたいと思います。
ビタミン・ミネラルについて、聞いたことはあると思いますし、なんとなく大切であることも理解されていると思います。
ビタミンやミネラルは作用や必要量などがそれぞれ違い、特にサプリメントで摂取する場合には注意が必要な物もあります。
まずはビタミンから見ていきましょう。
ビタミンには大きく分けて2種類あり、脂溶性と水溶性があります。
脂溶性は体内に蓄えることができるビタミンであり、主にビタミンA、D、E、Kなどがあります。
水溶性はそのままですが水に溶ける性質があるため、体内に留まる時間が短く、余分な物は尿として排泄されます。主にビタミンB群やビタミンCがあります。
多く含まれる食材や効果などは以下の通りです。
これらの栄養素は基本的に食事で摂取することが望ましいです。
しかし特定の症状が出ている場合や採血結果から不足が疑われる場合、食生活の乱れにより摂取の可能性が低い場合などは、サプリメントでの代用も必要です。
もちろんなんでもサプリメントとなってしまうのはよくありません。
栄養素はそれ単体で働くものもあれば、互いに影響しあって初めて効果を出す物もあります。
ビタミンB群などはその典型であり、脂質や糖質、たんぱく質などを効率よくエネルギーに変えるためには必ず必要になります。
このようにビタミンやミネラルが大切と言わることには、体の働きを裏で支えていることが関係しています。
当院でもサプリメントは扱っていますが、ドラッグストアやコンビニなどでも売られています。
注意していただきたいことは、サプリメントは食品であり、品質にはかなりばらつきがあります。安いものは安いなりの理由がありますし、逆もあります。
高いのもが良いとも限りません。良いもの、高いものがなぜいいのかは専門家の意見を聞くことが最も理解しやすいと思います。
診察時、検査時、リハビリ時でも結構ですので、お気軽にお聞きください。
来月はさらに詳しい内容にしたいと思います。