脳卒中セミナーを開催しました
-
24.10.14
10月12日(土)に当院スタッフ向けに速見町のふくいクリニックにて勉強会を開催しました。
今回はふくいクリニック非常勤医師でもある、日本脳卒中学会専門医の関西医科大学附属病院 脳神経内科准教授の國枝武伸先生に
『脳梗塞の治療戦略 抗血栓療法のイロハ』というタイトルで講義をしていただきました。
当院では内科疾患、特に生活習慣病の方が多く通院されていますが、その合併症として注意が必要なものの一つが「脳梗塞」です。
講義の中でも紹介がありましたが、rt-PA静注療法という治療があり、今までであれば、重度な後遺症が残っていた方でも、
その症状を大きく軽減することができるようになっています。
もちろん前症例に対して使用できる訳ではありませんが、今後さらに治療内容が進化することを期待したいです。
グラフやデータなどを使った非常に分かりやすい講義で、院内だけではもったいない盛りだくさんの内容でした。
当院は内科、循環器内科、人工透析における診療を中心にしております。
特に循環器内科領域では、心房細動という不整脈が脳梗塞と関連することがあります。
そのため、循環器内科と脳神経内科は密接に関わっております。
今回の勉強会は医師をはじめ、看護師やその他のスタッフの知識、技術向上に関して、とても良いきっかけになったのではないかと思います。
今後もこのような勉強会を開催し、より幅広い分野に対応できるよう精進して参ります。